暮らし広がるBambooLife 竹を資源、資材に、そして身近に

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日本中あちこちにみられる竹林、森林とともにその管理が課題となっています。竹林が生い茂る土地をお持ちの人も、お持ちでない人も、ぜひ以下の内容は読んでもらいたい。

ここでは、竹林整備から発生する間伐材などを活用するノウハウをまとめています。どれも竹林が資源となり私たちの暮らしを支え、それとともに環境保全へとつながるものです。

森林資源のリサイクル、竹材活用を体験活動ワークショップやイベント、工作教室や講座などの生涯学習の材料としてご検討いただければ幸いです。

竹材DIY

竹は柔軟性と丈夫さを兼ねた特徴があります。この特徴を活かして、様々なツールへと様変わりし、あらゆる形やサイズにカットして成形することができます。

こうした特徴を活かせば、イスやテーブル、シンプルな机、子ども用の遊具などには最適です。

少し手間は大がかりになりますが、公園などでよく見かけるベンチや手すりなどにも便利で、コストを抑えた設計ができます。

アイディア次第では、公共の場所にみられる東屋などにも応用できます。

また、天然の床材として、または自然の屋根として、細かなところでは手すりやウッドデッキならぬバンブーデッキ、ベランダの材料として使用すると独特の風合いがおうちに彩りを与えます。

家具、キャビネット、家庭用装飾品など、さまざまな耐久性のある構造物を作るために使用することができます。ユニークな構造の家具やアート作品に最適です。

竹は何世紀にもわたり、日本のみならず世界中で建築部材として使われてきました。現在でも建築部材のみならず、建具や造園の材料に使われています。

こちらも参考にどうぞ⇒竹林は宝 竹材DIY建具に、遊具に

日常の生活用具、竹材活用最前線

竹製の歯ブラシ

最近では放置竹林の問題が顕在化し、竹を資源として活用できないかの研究が多方面ですすめられています。

中でもプラスティックのゴミ問題解消にアプローチするために、生活用品に竹を原料としたバイオプラスティックの技術がにわかに実用化されています。

竹を原料にしたバイオマスプラスチック(引用元:excite news

私たちの日常にはまだ馴染みのない製品にはなりますが、スプーンやフォークをはじめ、お皿やお茶碗、ボールなどの調理器具、小物を整理するためのボックスなどに、竹の廃材利用したバイオマスプラスチックが全国各地で実用化されるようになりました。

詳しくはこちら⇨進化し続ける竹材、そして竹財への展望

最近流行りの竹あかり、ロケーションアートでの癒し

誕生寺(千葉県)の竹灯籠

竹灯籠は昔から使われてきた経緯もあり、親しみがある方も多いと思います。

放置竹林が顕在化し、いろいろと障害がみられ、人々の問題意識になってきたころから、放置竹林の竹を活用し何かできないかと思案した結果、観光地や寺社仏閣、レストランや屋外での夜間イベントなどに竹灯籠でデコレーションしてみようという動きが生まれました。

室内では密になる。娯楽や余暇は外で。

そんなコロナ禍での世相が拍車をかけ、竹あかりを目当てに人々が集まるようになりました。

高松市しおのえ竹灯り

イルミネーションの流行りとも相まって、竹あかりイベントを企画する個人・団体が増えている一方で、このようなイベントに各地をおでかけする人々も多くなっています。

近年は、LED竹あかりが人気です。

LED照明は、エネルギー効率がよく、光量も多く、スモッグが発生しにくいという特徴があります。

LED照明は屋内外を問わず設置でき、浴室の鏡、ドアや窓の枠、窓枠、壁や床の縁取りなどの場所に設置することができる。

つまり、手作りでの竹製インテリアとして、子どもたちへの体験活動ワークショップなどにすることもできます。

筑豊地方でも事例が増加中⇒竹林は宝 暮らしの中の廃材活用

竹炭を活用した健やかライフ

多方面からの研究成果によって、竹炭は大きく7つの効能を持つことがわかっています。詳しくはこちら⇒進化し続ける竹材、そして竹財への展望

竹炭を使った掃除に挑戦してみてはいかがでしょうか。キッチンやシャワー、お風呂の掃除に竹炭を使うことができます。家をより清潔に保つのに最適なアイテムです。

調湿材としての役目も竹炭は効果的です。6畳程度のお部屋なら、長さ30cm程度の竹炭を置くだけで十分な働きをしてくれます。湿気にお悩みの部屋、お家には軒下に竹炭を敷き詰めておくこともオススメです。

また、下駄箱など臭いの発する場所などにもよく使われていますが、その効果を実感することはなかなか難しいかもしれません。一つ紹介したいのが、

一方、事業用としては飲食店などで提供するお冷に、竹炭を活用することでカルキ臭を抜く目的で使われていることをみかけます。

里山資源を地域づくりへ(終わりにかえて)

ごく簡単に竹を材料とした暮らしへの利活用の方法をご説明しました。

個人やご家庭でのD I Yから、放置されている竹林を資源ととらえ、間伐材などを材料に変え事業展開や体験活動などのワークショップなどにも活用できる。様々な可能性に満ちていると感じた人もいるかもしれません。

このような竹材の可能性を、(株)ちくほう竹活では普及、啓発するため、様々な形での支援に従事しております。

あなたの事業の中でお役に立てること

学校やコミュニティ施設で開催する体験活動

カルチャースクールなどでの竹材DIY

少しでも興味を覚える方は下記のお問い合わせフォームからご連絡ください。

もちろん、竹材を活用した事業関連の相談もお受付いたします。竹灯籠や竹あかりのイベント企画、竹材、竹炭による製品開発など、何らかのヒントとなれば幸いです。

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