『ぼくらのレシピ図鑑』、それは全国の自治体とコラボして制作という企画モノ。2020年公開予定の第2弾は、田川市がその舞台となっている。この作品で初の映画監督を務める池田エライザさんは、企画・原案も務めるというチャレンジ。池田さんのコメントからその胸の内にふれてみよう。
エライザの胸の内
「昨年末、田川市へシナリオハンティングに伺った際に、中高生・20代・お父様お母様方へと取材をさせて頂きました。そこで得た言葉を元に鋭意製作中です」とした上で、「課題は多くありますが、時代と共に変わりゆく町で、『変わらないもの』『想い』に敏感に、池田組一丸となり皆様の心の宝箱にそっとしまっていただけるような作品作りに取り組んで参ります」
(出典元 :cinemacafe.net)
フィルムを通して伝えたい思いとは?
モデルで女優というイメージの強い彼女、実は今回の初監督に「夢がひとつ叶った」という 。俳優でありながら映画監督を務めるという例が多くみられるようになった今、彼女が何を伝えたいのだろうか。
『ぼくらのレシピ図鑑』第2弾、『夏、至るころ』は「地域」、「食」、「高校生」を機ワードに、田舎での懐かしい情景を描く。それは幼馴染みの少年2人と、不思議な少女の出会いをきっかけに、夏の胸騒ぎを演じる。舞台となっている田川市は、この意味ではベストマッチと言え、昔どこかで見たような光景を演出しているようだ。奏でられる和太鼓の演奏もあって、タイムスリップでもしたかのような錯覚を覚える人もいるかもしれない。
タイトルについて池田は「高校3年生。この夏が始まれば、この夏が終わってしまう。言語化できない気持ちを抱えた少年たちが、雲の高い空の下で今日も頭を抱えて生きている。そんな2人の高校生の心が、夏の魔法に魅せられ、世界が彩り豊かになっていく瞬間を切り取ろう。忘れられない思い出が生まれる瞬間に寄り添おう。そういう思いで、『夏、至るころ』というタイトルをつけました。そして、そんな少年たちを優しく包み込む素敵な大人たちに、これまた素敵な役者様が集まってくださりました。皆様の心に触れるのが楽しみです」とコメントを寄せている。(出典元 cinematoday)
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