チラシ、パンフレット制作の心理学的アプローチ

マーケティングに必須なツールの紙媒体として

フライヤー(チラシ)・パンフレット。

実店舗、対面販売で必須なアイテムとしてのポップ。

インターネットの活用が当たり前になった今でも、至るところで目にする媒体です。近年はその絶対数こそ減っている傾向にあるようですが、今後も最低限のものを揃えるニーズは維持されるでしょう。

これまで印刷会社に依頼してきた場合もあれば、自身でデザインして印刷という場合もあったかと思います。

「どんなデザインにしようか…」

「印刷する費用のわりに、効果があるのか…」

など、そんな悩みをお持ちの方に提案したいのが、標題にある心理学的アプローチです。

広告の心理学とは?

心理学の先進国アメリカでは、広告の効果やその収益化へのプロセスを心理学的に分析することが盛んです。

効率を重んじるアメリカならではのところから、相応しい費用対効果なのかを図るために研究成果や分析データの集積が著しいと思わされます。

しかし、日本では一部で実践事例があるもののまだまだ一般的ではなく、このアプローチを知らないという人も少なくありません。

印刷物はそのコスト、費用対効果が試されるもの。事業所によっては配布した総数に対し、成約率が伸び悩み、そのほとんどが捨てられるように見向きもされていないかもしれません。

あるいは、これまで慣習的に使ってきた広告や折込などを、あらためて検討してみたいと考えている担当者も多いのではないでしょうか。

そのような課題へのアプローチとして、これまでの広告に対する在り方を見直し、より効率的なデザイン、仕様のフライヤー・パンフレットを制作するために、心理学的な分析、アプローチを導入してみませんか。

広告心理学について

人文科学の分野で知られる行動心理学、社会心理学のアプローチを、広告という条件に限定してその中に盛り込まれた文字原稿、デザイン形態とその色調などの効果を測定することで、人がそれを目にする時の効果や影響を分析する学問体系が広告心理学です。

事業者側がお気に入りのデザインやレイアウトであっても、それを目にするユーザーにはなかなか伝わっていないことが多い場合もあります。

こうした課題を解決するために、学術研究の成果を援用した視点から、広告の構成やデザイン、レイアウトから、それぞれのパーツが効果的かをはかります。

簡単に言えば、広告が消費者に与えた影響は?を考証するものが広告心理学(psychology of advertising)です。

以上簡単ではありますが、膨大なデータや実績より、効果のあると考えられるタイプを抽出し成約率を向上させるのが、広告心理学の目的です。

具体例について

上記の画像は、新聞折込にて配布した元版はA3サイズのチラシです。中を詳しく見ると気づくと思いますが、タイトルとなる言葉が違っているのがわかります。

ちなみに左側が最初に配布したもので、右側が後に再校正したものになります。

再校正と言っても、単にタイトルを変更しただけのものです。

再校正の結果、相談件数が約10倍増えた実例です。

これは、校正前のタイトルが真っ当な言い方、報告書や論文の表題にあるようなタイプです。これに対し、心理学的にアプローチするためのエッセンスを加えたタイトルとして、見る人が竹林の管理に頭を抱えていて、それを解決したいと考えている人をターゲットに再校正しました。

たったこれだけで相談件数が増え、そして成約へと至ったお客様が増えるとすれば、無駄になりがちな広告をより有効なツールとして再認識できます。

つまり、心理学的アプローチによって、チラシやパンフレットなど、何気なく印刷業者に委託していたものから、より効果的な集客の媒体に変えることができるのです。

そしてこれは、インターネット上から配布するP D Fなどにも効果的な側面を生み出せます。また、実店舗で活用するP O Pなどにも援用可能です。

成約率の向上、コスト削減をお考えのあなたに

以上のように、広告を目にする人の側に立って、デザインやキャッチコピー、レイアウト構成を練り直しするため、これまでチラシやパンフレットの費用対効果に疑問を持っている方に試していただきたいのがこちらのプランです。

ご検討したいという方は、オンラインミーティングの機会を設けます。

資料や条件など、細かな点を打ち合わせの上、A4両面版のチラシ、パンフの無料サンプルを制作いたします。

ぜひ、一度お試して見たいという方は以下のお問い合わせフォームからご連絡をください。

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