宮若市で見つけたラーメンショップの絶妙な味わい

Blog 筑豊見聞録

福岡市から見れば奥座敷とも呼び声がある宮若市、脇田温泉は隠れた秘湯として知るひとぞ知るスポット。そんな宮若市で見つけたちょっと変わったラーメン屋さんを紹介します。あなたの旅のひとときにちょっとしたアクセントをつけることになるかも?ぜひご賞味ください。

とまとラーメン!?その味やいかに!!?

とまとらーめんと言われてもピンと来ない方もいいのではないかと思います。という筆者もここで食べてみるまでは、まったく知らずなんとなくこんなラーメンかなと思ってお店に入ってみました。というよりは、辛麵の方にそそられたところもありますが…

注文して出てきたものは、イメージ通りの真っ赤なスープに、ふんだんなチーズをトッピングされたラーメン。さながら「地中海らーめん」とでもネーミングしたくなるようなコンビですけど、見た目は酸辣湯麵のような燃えるような赤。

チーズの香りに食欲をそそられながら、麵を箸で持ち上げれば中太麺でしょうか、太めのもちもちとした麵がスープとよくからみあっています。麵を口にすれば、しっかりとしたコシのある食感を味わえます。

 見た目十分なインパクトのスープは、骨格のしっかりとした重厚感があり、かつ後味のしつこさを感じないもの。麵とスープの相性もよく、それぞれが味の主張とともにハーモニーを口のなかで演出してくれます。

黄金!?無色透明!?透き通るようなとんこつラーメン

豚骨ラーメンの老舗として知られる来々軒、食事時には店の外に行列ができることでも知られます。何といってもここのとんこつらーめんは、透き通るような黄金色のスープが人々の心を惹きつけます。

筑豊にも豚骨ラーメンが定番ですが、このような黄金色のスープを出すお店はかなりの少数派で、飯塚市の「来来」などがあげられます。

 そのスープはレンゲで味わうと、豚骨の背油でしょうか、まろやかな食感があります。従来の豚骨スープのイメージとはまったく違い、まろやかな脂味をあじわいながらもどこかさっぱりとした後味の良さが光ります。塩味の豚骨ラーメンに近い感覚でしょうか。

麵は細麺で、王道である豚骨ラーメンのコンビ。ですがスープは透き通る黄金色。まろやかさとさっぱり感が同居するような不思議なラーメン、一度は試していただきたい味です。おまけにここ来来軒でのひとときにもう一つアクセントとなるのがおでん。昔ながらの素朴な味わいに、豚骨ラーメンとは違う旨味と食感が、食事のひとときを演出します。

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