今年で25回目を数える上野焼秋の窯開き。昨年は残念ながらコロナウィルスの騒動によって、開催されることはありませんでした。
今年の新作を目にしたい常連さんの一方で、窯元の皆さんも昨年できなかったイベントに際し、いつもとは違った心境にあるようです。
そこで今回の見どころを伺ってみました。
イベントの内容
会場となる上野の里ふれあい交流館は、上野焼の展示即売スペースである「上野焼陶芸館」を中心に、「ふれあい市」と「茶房あがの」が隣接しています。
これらテナントとのコラボ企画として、両店で対象の商品を購入した方限定で、上野焼の器をプレゼントがあるそうです。
「ふれあい市」ではちょっとした名品とも言われるようになった、名物うどんを1杯1,500 円、先着1日20杯限定、これには上野焼で製作したうどんのどんぶりのプレゼントがあるそうです。
大ぶりのどんぶりは、力士がちゃんこを食べるときに使うような大きさ。それも上野焼、国指定伝統工芸品を1,000円でもらえるのは、見逃せないチャンスではないでしょうか?
一方、「茶房あがの」では最近始めたホットサンドをコーヒーなどのセットにして1,000円でのご提供だそうです。これには、上野焼サラダボールのプレゼント(1日限定10個、先着順)があるそうです。
今年の作品について
上野焼陶芸館のギャラリー「陶」では、各窯元が製作したランプシェードが展示即売されています。
最近定着し始めたハロウィンにちなんだ作品や、可愛らしいフクロウをあしらったものもみられ、従来の上野焼のスタイルにはなかったエッセンスが感じられます。
中にはステキなナイトライフを演出してくれる逸品もありました。
イベントの概要とオンライン陶器市の開店
イベントは29日(金)から3日間の予定です。
また、少し先行して公開された上野焼オンライン陶器市も注目です。期間中に都合がつかない方や遠方の方にはぜひチェックしてらいたいところです。
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