福岡紅葉スポット穴場 筑豊・田川地区でもみじ狩り8選(2020年版)

Blog 筑豊見聞録
旧財蔵坊(現添田町歴史民俗資料館)

中秋もすぎ行く今日この頃、秋の深まりも朝晩に身に染みている方も多いでしょう。そして、そろそろもみじ狩りにも行こうかなんて考えている人も…そこで今回は筑豊で紅葉見物するなら、〝ここは穴場〟というポイントも含め、癒しの景観をまとめてみました。

撮影した画像は去年のものを、中心にアップしています。今年はどこに行こうかとお悩みのあなたに、少しでもいい参考となれればと思います。

英彦山とその周辺

油木ダムでの一コマ(早田真智子さん撮影)

言うまでもないかもしれませんが、英彦山の紅葉もメジャーなもみじ狩りのポイントです。そこも取り上げますが、定番スポット以外にも今年も見ておきたい場所があります。まずはそこから紹介しましょう。

油木ダム(添田町)

英彦山を源流として赤村、みやこ町、行橋市と流れる今川の上流にある油木ダムは、隠れた紅葉の名所でもあります。冬にはワカサギ釣りに訪れる人も多く、もみじ狩りも含め楽しみ方もいろいろあるのにまだ知らない方も多いのは残念です。

ここの紅葉は、ダムの人口湖の水面に写る紅葉を撮影できる場所で、風景画像の愛好家たちが一眼レフを片手にやってきます。あなたの腕が試される場所、ぜひ至極の一枚を撮りにいってみませんか?

早田真智子さん撮影(引用:英彦山からの便り
早田真智子さん撮影(引用:英彦山からの便り
早田真智子さん撮影(引用:英彦山からの便り

鷹巣原

もともとスキー場だったこの場所、今ではその面影は全くありませんが、そこに広がるのは銀世界。雪ではなくススキが一面に覆いつくし、圧巻の景観が楽しめます。

英彦山参道石段の入口、銅の鳥居からほど近い場所にあり車では数分程度の距離です。

鷹巣原

旧政所坊庭園

政所坊は、英彦山に修験者などが坊舎を500以上構え、小さい山間の開けた場所に人口3000人を超える時代だったころ、その坊舎やコミュニティをとりまとめていた、いわばお役所的な場所。その庭園の紅葉も一見の価値ありです。

平成31年には国重要文化財(庭園)として指定され、旧亀石坊庭園とともに日本の庭園づくりの発展を知る上で貴重な価値が評価されました。そんな価値ある庭園でのもみじ狩りもいい思い出のひとつとなるでしょう。

旧財蔵坊

旧財蔵坊(現添田町歴史民俗資料館)

現在は町の歴史資料館として活用されている旧財蔵坊、小さな建物ではありますが、山伏たちの坊舎が原型のまま今に残っている。貴重な建物の秋は、彩られながら時が止まったかのようなたたずまいを演出し、見る人を魅了してくれます。

深倉峡

深倉峡
早田真智子さん撮影(引用:英彦山からの便り

秘境赤村でのもみじ狩り

筑豊唯一の村、赤村はとりわけ自然に恵まれた秘境ともいうべき場所。それはまさしく日本の原風景と言っても過言ではありません。その赤村からは3つのもみじ狩りスポットを紹介します。

才田石材庭園

個人所有の庭になりますが、見学の際おうちの人に一声かければ、よろこんで解放してもらえるポイントです。常時庭園の手入れを欠かせないそうで、敷地内は見事なものです。

琴弾の滝

琴弾の滝

こちらは知る人ぞ知る隠れた紅葉スポット、筑豊県立自然公園の中にある落差十数メートルの滝です。澄んだ空気がとても心地よく、マイナスイオンをたっぷりと吸い込んで癒しの時を満喫できる場所でもあります。

正福寺の大銀杏

正福寺の大銀杏

こちらは赤村の上赤地区の古刹、正福寺の山門にある大銀杏です。樹高は約30m、幹回りは胸高で5.4mを測り、樹齢はわかっていませんが数百年のものではないかとされています。毎年秋にはたくさんの銀杏を実らせ、落ちた葉によって黄色のじゅうたんができることで知られます。

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