炭坑節のふるさと、田川市を中心とした田川地域も甘いものが好まれます。それは、鍋料理をはじめとして「甘辛い」とも言われるほど、日常の食文化に〝甘味〟が意識的に取り入れられているとこからもうかがえます。
そんな田川地域で口コミが多い、あるいは日ごろから話題に上がるスイーツのお店を紹介したいと思います。甘いものに目がないあなた、ぜひ参考にしてみてください。
萬平浪漫(田川市)
創業者でオーナーシェフでもある犬丸さんが、20年以上守り続けているお店。田川地域の職場やちょっとしたミーティングなどに、差し入れとして良く目にするオリジナルのシュークリーム「萬平シュー」は定評があり、定番中の定番ともいえるくらいのものです。
表面がクラスター状のカリカリとした食感にトッピングされた角砂糖が追い打ちされるようにアクセントとなり、中には濃厚なクリームがたっぷり。これで140円(税込み)は満足感があり、コストパフォーマンスが高いと言わざるを得ないと思います。
もちろん、クリスマス用やお誕生日などの記念日、イベント用にオーダーもできるケーキは、オーソドックスに仕上げられたもので、飽きのこない味わいで人々の笑顔を創り出します。
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マヌカンピス田川店(田川市)
パンとお菓子を中心として、田川市民に親しまれてきているお店。店内に入るとパンを焼くやさしい香りに癒されます。
厳選したベルギーチョコをふんだんに使ったケーキに定評があり、チョコ好きにはたまらない逸品を提供してもらえます。
また、お店のとなりにはチロルチョコアウトレットショップもあり、ケーキのお買い求めとともにお買い得なチロルチョコのアウトレット品を一度にまとめ買いできるため、スイーツ三昧が目的ならオススメのスポットです。
焼き立てパンのなか「ぼたやまあんぱん」、「ぼたやまクッキー」などもあり、ご当地モノのチェックにもご活用ください。
パンとケーキのお店 ちびちび(福智町)
店長の赤江さんが「子どもにも安心して食べさせられるものを」という思いのもとに、アレルギーのあるお子さんでも安心して食べれるものを提供しているお店。
保育士の資格ももち、かつ2児の母という側面をもつ赤江さん、自身のお子さんにアレルギーがあることからこのお店をつくることになったということです。
同じようにアレルギーをもつお子さんの保護者にはうれしいサービスで、このことからも話題になるほど定評があります。
福智町の弁城地区、緑豊かな環境で作るスイーツの数々は、体にも恵み豊かです。アレルギーをお持ちの方は、一度ご相談してみると今までにはなかったスイーツの楽しみ方も見いだせるかもしれませんね。
ケーキハウスボヌール(糸田町)
創業昭和3年と老舗のケーキ屋さん。当時は「一角家ボヌール」として開業し、炭坑での重労働に甘いもので日ごろの疲れを癒そうとした人々を喜ばせてきました。
昭和45年開催の大阪万国博覧会で、大賞を受賞した「ダイヤの山羊羹」は有名で、筑豊のものづくりの象徴でもあります。初代店主の我家政雄さんによって生み出されたこの逸品は、今や筑豊銘菓のひとつとなっています。
長い間、地域の住民に愛されてきたスイーツの名店は、記念するべき日にさまざまなお菓子を提供してきました。長年培われてきたオーソドックスなスイーツに、チョイスに迷ってしまう場所です。
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