祭りの季節に

 5月の連休、筑豊地方の一角田川地区はアツくなります。
 この時期、田植えに先立ち五穀豊穣、無病息災を祈願して田川地区の各地では神幸祭が行われます。筑豊地方の春の風物詩とでもいいましょうか。近年にわかな盛り上がりをみせております。
 そのひとつである伊方地区神幸祭を紹介します。伊方地区の神幸祭は、南木菅原神社と赤坂白鬚神社に奉納する神幸祭を合わせたものです。絢爛豪華な山笠が練り歩くことで知られます。その山笠は人形を仕立てるもので、博多人形からの影響を受けているのではないかと言われております。
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 写真は山笠競演会におけるカットです。電飾が豊かに夜空を彩ります。
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 競演会では各地区の山笠が一台づつ取り廻しを披露します。背の高い煌びやかな山笠が、勇壮にスピード感溢れる姿は圧巻です。祭りのいちばんの見せ場でもあり、搔き手も力が入ります。また、下の写真のように山笠同士が力くらべをする場もみられ、筑豊の“粋”を肌で感じることができます。
 
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 今月はこのほか、田川伊田や糸田でも神幸祭が行われる予定です。興味のある方はぜひ見に行ってはいかがですか?

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