プレスリリース:陶芸に命を懸けた世良彰彦 個展実現への挑戦~上野焼(Agano-ceramics)を未来につなぐために~
福岡県田川郡福智町発 – 2025年1月20日
福岡県赤村の上野焼窯元「世良窯」の4代目、世良彰彦氏(以下敬称略)が、クラウドファンディングプラットフォーム「Creema SPRINGS」にて、新プロジェクト「陶芸に命を懸けた世良彰彦 個展実現への挑戦~上野焼(Agano-ceramics)を未来につなぐために」を開始しました。
本プロジェクトは、400年以上の歴史を持つ上野焼の伝統技法と現代的なデザインを融合させ、新たな魅力を創出することを目指しています。(3月22日まで)
プロジェクトの概要
– プロジェクト名:陶芸に命を懸けた世良彰彦 個展実現への挑戦~上野焼を未来につなぐために
– 目標金額:1,000,000円
– 期間:2024年12月22日〜2025年3月22日(90日間)
– プラットフォーム:Creema SPRINGS(https://www.creema-springs.jp/projects/neoagano-ceramics)

世良の使命と目的
このプロジェクトをきっかけにして、世良が何をしたいのか。
その心内を以下のように話してくれました。

世良彰彦のミッション
- がんとの闘病にありながら、 自らが生き続けるため、陶芸の新たな可能性を追求する(前向きに生きる姿勢を貫く)
- 新感覚上野焼の創造から、手に取る人に癒しと生きる力を与え続けるような作品を創造する。(同じような境遇にある人を勇気づける作陶活動を!)
- 400年の歴史をもつ福岡県の伝統工芸上野焼において、美術というアプローチで新しい1ページを創る(上野と書いて「あがの」と読まれないことが、原産地のネームバリュー低調の原因)

新たな取り組みの目的
1. 伝統から美術としての陶芸へ
福岡県の伝統工芸、上野焼の技法を守りつつ、現代的なデザインを取り入れた新感覚上野焼の追求。
2. 世良彰彦氏の個展実現
クラウドファンディングの成功により、世良氏の作品を広く紹介する個展の開催を目指します。合わせて上野焼を広く一般の人々にも認識してもらうことを目的とする。
3. 原産地課題へのアプローチと新しい上野焼の発信
原産地としての課題、上野と書いて「あがの」と読むが認識は不十分。このため、世良が新感覚上野焼の個展開催やクラウドファンディングを通じて、ネームバリューの向上を目的としている。

クラウドファンディングのポイント
今回のクラウドファンディングでは、世良作品の中でも最も生命力に満ちた「椿紋」をメインとして返礼品を用意しています。
顔料を使用した独特な発色の椿は、枯れることのない永遠の花。
それは、見る人に癒しと前を向いて生きようと勇気づけてくれるデザインとして人々に親しまれています。

支援者特典
クラウドファンディングの支援者には、以下のような特典をご用意しています
– 世良彰彦氏制作の新感覚上野焼作品(コーヒーカップ、プレート、花瓶など、おまけ付き)
– 世良氏による陶芸体験ワークショップへの参加権
– 芳名陶板を八幡窯アトリエに掲示し、支援者の氏名を公開

プロジェクトに寄せる世良の思い
世良彰彦氏は次のようにコメントしています
「上野焼の伝統を守りながら、新しい時代のニーズに応える作品を生み出すことが私の使命です。このプロジェクトを通じて、上野焼の新たな可能性を探り、より多くの方々に親しんでいただける作品を生み出していきたいと考えています。個展から上野焼を今一度アピールし、広く認識を深めてもらいたい」

今後の展望
本プロジェクトを通じて作成された新作は、クラウドファンディング終了後、年数回の窯開きの際に実店舗、オンラインショップでの販売を予定しています。
また、世良氏の個展開催を通じて、上野焼の魅力を広く発信し、ブランド価値向上を目指します。
本プロジェクトへのご支援と、世良彰彦氏の上野焼への新たな挑戦にご注目いただければ幸いです。
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