走れ未来にむかって 気動車キハ2004あらたな役割を担い

Blog 筑豊見聞録

先日、平成筑豊鉄道が気動車「キハ2004」を動態保存するため、クラウドファンディングによる基金を募集しています。
https://readyfor.jp/projects/kiha2004

キハ2004(ひたちなか鉄道)

「キハ2004」という気動車、その昔はどの国鉄路線でも目にするほどでした。写真をみれば懐かしいと、つい声が出る人も多いでしょう。製造開始から50年以上経った現代、運行する車両も少なくなり、惜しむ声も聞かれます。今回平成筑豊鉄道が受け入れを計画する車両は、一旦廃車にしたため沿線を走ることは難しい状況です。このため当面は、金田駅構内での体験運転や撮影会などで活用を図りたいということです。

 これが軌道に乗ることになればと面白いのではないでしょうか。

実現すれば平成筑豊鉄道に、「動く鉄道遺産のあるローカル線」としてのネームバリューが生まれます。これは、つまり平成筑豊鉄道が単なるローカル線から、「現役路線の鉄道博物館」という新しいブランド獲得も視野に入れられるようになります。そしてこの新ブランドは、ひょっとしたら日本初となるかもしれません。

沿線には「嘉麻川橋梁(直方小竹間)」や「中津原橋梁(香春町)」、「内田三連橋梁(赤村)」や「石坂トンネル(赤村)」、そして「油須原駅(赤村)」などの歴史的鉄道遺産があります。また、平成筑豊鉄道赤駅付近で運行している「赤村トロッコ油須原線」は、日本でも珍しい未成線の旧国鉄油須原線でした。これらはすべて鉄道遺産であり、近代化産業遺産でもあります。このほかにも多数のレンガアーチ橋が残り、沿線の景観と相まって独特の風情を演出しております。

このようなことを踏まえると、「キハ2004」の受け入れが実現することで、沿線の相乗効果をもたらす可能性が生まれます。未知数の新ブランドをきっかけに沿線各地の名所をアピールすることで、観光振興や地域間交流へのはずみにつなげることができます。

平成筑豊鉄道は依然厳しい経営状況にあります。沿線市町村は地域を見直しつつ、“へいちく”を守るための工夫、連携と協力を通して地域の交通を維持していく必要があります。このため沿線市町村から新ブランドへのアプローチは、未知数の魅力に満ちているのではないでしょうか。SLなどが走る姿もみたいものですね。

クラウドファンディングの期限は、あと二日。目標の金額までまだ道のりはありますが、これをご覧のみなさんご都合よろしければ協力して頂ければと思います。未来の筑豊づくりの一環として、先行投資してみませんか?
https://readyfor.jp/projects/kiha2004

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