この記事でわかること
- 甌穴とはどんな地形か
- 千手川と鮎返りの甌穴
- 甌穴が生まれるメカニズムと見どころ
- 筑豊の自然が育んだ知られざる絶景
甌穴とはどんな地形か
日本全国に甌穴は点在しております。中には国の天然記念物に指定されているものもあります。 筑豊地方にもこのような「甌穴」があります。地元に暮らしながら知らなかったその甌穴を、今回は紹介いたします。 筑豊地方に流れる遠賀川は聞き及んでいる方も多いと思います。その源流は、嘉飯地区嘉麻市の山間部にあります。その遠賀川の支流である千手川という小さな河川があります。この河川の流域に「甌穴」が存在し、「千手川の甌穴」とか「末永石」(付近にある末永橋にちなんで)という名称が付けられております。千手川と鮎返りの甌穴
次の二枚の画像が「千手川の甌穴」です。
独特の景観が広がっており、摩訶不思議な感を覚えます。
千手川の甌穴のほか、田川地区の川崎町にも甌穴はあります。それは「鮎返りの甌穴」と言われるものです。その画像がこちら。 
まとめ
今回は筑豊地方の2つの「甌穴」について取り上げてみました。事実関係の調査を行われていないこともあり、不明な点が多いところもあります。 春の陽気を感じ始めた今日この頃、一度「甌穴」をごらんになってくみてはどうですか?甌穴が生まれるメカニズムと見どころ
甌穴(ポットホール)は、数千年から数万年という長い時間をかけて自然が作り上げた造形物です。川底の岩盤上に礫(小石)が溜まり、水流によってその礫が回転しながら岩盤を削り続けることで、円形の穴が形成されます。この気の遠くなるような時間をかけた彫刻作業の結果が、独特の凹凸のある岩盤風景として私たちの目の前に現れます。自然の力のスケールの大きさを実感できる、知る人ぞ知るスポットです。
千手川の甌穴は、遠賀川の支流千手川の流域に存在します。普段は目立たない小さな河川ですが、その川底には長い年月が刻んだ奇景が広がっています。春から初夏にかけては水量も落ち着き、岩盤の様子をじっくりと観察しやすくなります。川崎町の「鮎返りの甌穴」と合わせて巡ることで、同じ甌穴でもその形成状況の違いを比較するという、ちょっとユニークな自然観察が楽しめます。
筑豊の自然が育んだ知られざる絶景
筑豊地方は炭鉱の産業遺産が注目されがちですが、その地下に石炭が豊富だった理由は、太古の地層と地形の成り立ちにあります。甌穴という地形もまた、筑豊の地が長い地質的な歴史を持つことの証の一つです。産業遺産と自然遺産、両方の視点から筑豊を眺めることで、この地域の魅力はより立体的に浮かび上がってきます。
訪れる際は、滑りにくい靴を履き、川の状況を確認してから岩盤へアクセスするようにしてください。人知れず残るこの風景を大切に次の世代へと伝えていくことが、筑豊百景プロジェクトの使命の一つでもあります。まだ知られていない筑豊の自然の魅力を、ぜひご自身の目で確かめてみてください。
この記事を書いた人
松浦幸市(筑豊百景プロジェクト・経営コンサルタント)
中学高校社会科教職員免許・学芸員資格保有。福岡県田川郡福智町を拠点に、2020年より筑豊地方を中心に現地取材を重ね、訪問した事業所・文化施設は延べ100件以上。一次情報にもとづく筑豊の歴史・文化を専門的な知見で発信し続けている。


コメント
まとめtyaiました【甌穴(おうけつ)って何?】
こんにちは。 日本の田舎にはまだまだ知られていない魅力が多々あります。今回テーマとしている「甌穴(おうけつ)」もその一つで、知る人も少ないのではないでしょうか。 「甌…
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もげる!
俺の大事なイチモツが、
もげちまう!w
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